NISA口座 デメリット
NISA口座のメリット・デメリットをまとめます。
【デメリット】
・損失を利益と損益通算できない
・損失の繰越ができない
・受取り方式によっては課税される
・代用有価証券としては使えない
【メリット】
・値上がり利益は最長5年間の非課税期間に売却すれば非課税
・配当金や投資信託の分配金などが非課税
デメリット=税制上
メリット=非課税
というのが大きなイメージです。
デメリットの補足です。
・受取り方式によっては課税される
株式の配当金受取方法は以下です。
「配当金領収証方式」・郵便局で直接もらう
「受取配当金受領口座方式」・銀行振込
「個別銘柄指定方式」・銀行振込
「株式数比例配分方式」・証券口座内に入金
NISA口座内の銘柄から得た配当金は、
「株式数比例配分方式」であれば非課税対象になります。
(他の方式ですと課税対象になります)
購入した株の権利確定日前までに「株式数比例配分方式」に変更すれば、
非課税のメリットを受けることができます。
・代用有価証券としては使えない
「代用有価証券」
信用取引やオプション取引などの証拠金として利用できる証券。
(NISA口座内の有価証券は利用できません)
NISA口座でメリットを大きくする
=「損益」をなるべく出さない
ことだと思います。
だからこそ、
・投資信託でリスク少なめ
・IPOで確実に利益を取る
などの方法で好まれるのだと思います。